6-3制の小学校・中学校から,4-3-2区分の9年制義務教育学校へ

新着情報









 本校では現在、タイ王国からの生徒代表団と引率の先生方を迎えるための準備が進められています。訪問団は10月16日から1週間にわたり日本を訪れ、本校の生徒と授業や行事を通して交流します。期間中にはホームステイも行われ、家庭や地域での生活をともにしながら、言葉や文化の違いを超えた温かなつながりを深める予定です。
 校内では、タイと日本の国旗や伝統的な模様などを取り入れた装飾が少しずつ完成に近づいています。玄関や廊下には歓迎のメッセージや生徒が製作した装飾、階段を使った装飾などが並び、訪問を心待ちにする雰囲気が高まっています。こうした活動の背後には、本校が掲げる国際理解教育の方針があります。
 人権教育の視点からは、世界の多様な文化や生活に対して偏見をもたず、互いを尊重する心を育てることを目指しています。また、多文化理解の視点では、日本文化を大切にしながら他文化を受け入れ、違いを認め合う姿勢を重視しています。さらに、コミュニケーションの視点からは、互いの思いを伝え合い、心の通う対話を通して理解を深めることを大切にしています。
 本校とタイの学校との交流は29年に及びます。本交流を機会に、生徒一人ひとりが国際社会の一員としての自覚を深め、異文化を理解し尊重し合う豊かな学びの時間となるよう、全校を挙げて準備を進めています。



 9年生では4時間目に学年集会を行いました。ABCDの4クラスが、それぞれの学級目標をもとにこれまでの歩みを振り返り、今後の展望を全体に向けて発表しました。その準備として、先週は各クラスでじっくりと振り返りの時間を設け、自分たちの成長や課題を言葉にして共有してきました。集会では、代表の発表に耳を傾けながら、互いの努力を認め合う姿が見られました。また、学級代議員からは学年目標の達成度について報告があり、「9年生としての姿を後輩に示せるように、日常生活や学校行事により一層力を尽くしたい」という決意が語られました。さらに、11月に行われる紫友祭での演劇発表の順番をくじ引きで決定し、学年全体の期待が高まりました。
 午後の5・6時間目には、学年レクリエーションを実施しました。D組の生徒は交流学級の友だちとともにサッカーや全員リレーに参加し、どの競技も大いに盛り上がりました。最後には、紫翔祭に向けた大縄跳びの練習にも熱が入り、声を掛け合いながら真剣に取り組む姿が見られました。学びも活動も全力で取り組む9年生の姿勢に、最上級生としての頼もしさが感じられます。













 本日の中等部の給食には、タイ料理の定番であるガパオライスが登場しました。ひき肉とバジルを炒めた香り豊かなご飯の上には、ゆで卵とパクチーが添えられ、本格的な雰囲気です。さらに、コーンたっぷりのフライ、オクラの昆布和え、そしてトムヤンクン風スープが並び、タイと日本の味がバランスよく調和した献立になりました。ガパオの甘辛い味つけとスープの酸味や香辛料の香りが食欲をそそり、生徒たちは「ちょっとピリッとしておいしい!」「初めてパクチー食べた」と話しながら楽しく食べていました。
 10月16日からは、タイの生徒たちが本校を訪れ、一週間の国際交流が始まります。こうした給食は、訪問を前にタイという国への関心を高め、文化や生活の多様性に目を向けるきっかけとなるものです。味や香りを通して異文化を感じることは、教室での学びとはまた違う貴重な体験です。今日の給食をきっかけに、来日するタイの友だちとの交流をより楽しみに感じる生徒も多いことでしょう。




学習旅行が近づいてきました。みんな楽しみに準備を進めています。
学習旅行の1日目の夕食2日目の朝食はバイキングです。
そこで、本日、栄養士の先生に「バイキングについて」の授業をしていただきました。
前半は自分の端末を使って、実際にバイキングに挑戦。魅力的なメニューにお皿いっぱいにたくさんとっている子もいました。
そのあとは先生からバイキングで大切なことを教えていただきました。
バイキングでは好きなものばかり取るのではなく栄養バランスを考え自分の食べられる量だけ取ること、一方通行で進むこと、各料理のトングはそれぞれ決められたものを使うことなど、大切な知識を教わりました。
そして、実際に給食バイキングを体験しました。みんなとても楽しんでいました。用意してくださった料理を完食した4年生。自分で選んだ料理をしっかり食べることで、食への興味や感謝の気持ちも育まれたようです。学習旅行では今日の学習を生かして、バイキングを楽しんでほしいと思います。





 本日の中等部の給食には、スイートチリソースがかかったガイトート(タイ風から揚げ)が登場しました。白ご飯、枝豆大豆サラダ、ミカンゼリー、わかめスープとともに、見た目にも鮮やかで食欲をそそる献立です。ガイトートの甘辛いソースは日本のから揚げとはひと味違い、ピリッとした辛さの中に甘みがあり、ご飯との相性も抜群。生徒たちは「ちょっと辛いけどおいしい!」「タイの味がする!」と話しながら、笑顔で食べていました。
 10月16日からは、タイの生徒たちが本校を訪れ、一週間の交流が始まります。この給食は、タイの文化や食習慣への関心を高め、訪問に向けて理解を深めていくことを目的として提供されました。食を通して異文化に触れることは、言葉を超えた学びの第一歩です。今日の一皿が、タイから来る友だちへの興味や親しみの気持ちを育て、来週からの国際交流をより豊かなものにしてくれることでしょう。