6-3制の小学校・中学校から,4-3-2区分の9年制義務教育学校へ

新着情報 - 8年生



夏休みまであと少しですが、8年生では8月末に行われる林間学舎に向けて準備が進んでいます。係活動では班長や風紀係、衛生係など、一人一人がいろいろな役割を担って3泊4日の宿泊学習に挑みます。
今日は3日目の蓼科山登頂後のキャンプファイヤーで行うフォークダンスの練習を行いました。7年生での臨海学舎でもフォークダンスをしましたが、1年たってより上手に踊れるようになっているかと思いきや、そうでもなく、みんなで踊りながら思い出していました。



 7月16日(火)に総合学習(エネルギー)の特別授業が行われました。今回の講師は、大阪公立大学で放射線などの研究をされている秋吉優史先生で、講堂で2時間の授業をしていただきました。
 エネルギーの学習において、放射線という言葉がよく登場しますが、少々理解が難しい分野です。しかし、秋吉先生は特別な装置や機械を使い、放射線のアルファ線やガンマ線などを実際に見せてくださったり、身の回りのさまざまなものの放射線を測定させてくださったりしました。その結果、生徒たちは放射線についてより深く理解することができました。
 専門家の先生から直接お話を聞くことで、難しいと感じていたことが理解しやすくなります。このような特別な機会を活かし、生徒たちが探究活動に積極的に取り組んでいく姿勢が育まれることを願っています。学校全体でこのような高度な学習機会を提供し続けることで、生徒たちの知的好奇心をさらに引き出していきたいと思います。



 7月12日(金)、学年集会を講堂で行い、8月の林間学舎に向けたオリエンテーションを実施しました。これまで比叡山、愛宕山、蓬莱山での登山訓練を重ねてきましたが、今回はその集大成として長野県の蓼科山に挑みます。蓼科山は美しい自然と壮大な景色が広がり、これまでの登山訓練とは一味違う素晴らしい経験となるでしょう。自然の厳しさや美しさを感じながら、友人と共に学び、成長する機会です。
 そのためには、しっかりとした準備が欠かせません。まず、必要なものを自分で用意することが重要です。装備や持ち物を確認し、不足がないように準備を整えましょう。また、旅の予定を把握し、スケジュールに合わせて心身のコンディションを整えることも大切です。体力をつけるためのトレーニングや、必要な休養をしっかり取るよう心がけてください。
 さらに、78期生と引率教員を合わせて100名を超える大規模な団体での宿泊となります。個々の準備だけでなく、集団行動の自覚を持ち、みんなで協力し合うことが求められます。各自が役割を果たし、助け合いながら、楽しく充実した時間を過ごしましょう。集団での行動がスムーズにいくよう、事前にルールやマナーを確認し、全員が守るように努めてください。











8月末に実施予定の林間学舎のための下見を行いました。
林間学舎では3泊4日で長野県を訪れ、標高2,531mの蓼科山登頂を目指します。京都では体験できない景色や登山の醍醐味を体験をします。
また林間学舎では蓼科山登山の前日に、最後の予行訓練として茶臼山(2,384m)と縞枯山(2,403m)にも登ります。
今回の下見では行程の一部において、雨天により眺望は望めなかったものの、全行程における登山道の確認や情報収集、難所を踏まえての安全なコースの検討、業者との打ち合わせなどを行うかとができました。
7年生からの三つの登山訓練の成果を生かして安全に蓼科山の登頂を目指します。また集団での宿泊を行うにあたり、さまざまな準備や係別活動をすすめていきます。
なお林間学舎の詳細については、28日(金)の保護者会で説明します。











 今年度3回目の総合学習が行われ、各講座で日本文化を学びました。今年度は和太鼓、ソーラン節、茶道、華道、日本舞踊の5つの分野に分かれ、それぞれの専門講師から丁寧に指導を受けました。普段の生活では触れる機会が少ない日本文化ですが、プロの講師による指導で、より深く理解し、実践することができました。
 特に、和太鼓やソーラン節では、体全体を使ったダイナミックな動きやリズムの取り方を学びました。茶道や華道では、静かな中にも深い精神性を感じながら、細やかな所作の大切さを体験しています。日本舞踊では、美しい所作や伝統的な衣装の美しさに触れ、その奥深さを実感しています。
 また、10月にはタイから20名の中学生が本校を訪れます。この交流プログラムは、8年生が主体となり進められ、日本の伝統文化をタイの生徒たちに英語で教える予定です。これにより、互いの文化への理解を深め、国際的な視野を広げる機会となります。歓迎会では、これまでの学習の成果を発表し、タイの生徒たちに日本文化の魅力を伝える予定です。
 次回の総合学習は9月に予定されており、タイの生徒たちとの交流に向けて更なる準備を進めます。これを通じて、私たちは日本文化の再認識と国際理解の重要性を学び、一層の成長を目指していきます。