6-3制の小学校・中学校から,4-3-2区分の9年制義務教育学校へ

新着情報 - 8年生





1月23日(木)、8年生の百人一首大会を開催しました。この大会は、日本の伝統文化を学びながら、生徒同士が競い合うことで記憶力や集中力を鍛えることを目的としています。当日は8年生のABCD組がランチルームに集まり、グループごとに競技を行いました。生徒たちは事前に札を覚える練習を繰り返し、どのグループも大会に向けて真剣に準備してきました。読み札が詠まれると、瞬時に手を伸ばし、畳をたたく「バシッ」という音が響き渡りました。その音が会場全体に緊張感を生みつつも、時折見られる生徒たちの笑顔や「やった!」という喜びの声が、大会を楽しいものにしていました。また、友達と励まし合いながら取り組む姿も見られ、競技を通じてクラスや学年の絆が深まる場面が印象的でした。激戦を制したのはB組で、優勝グループには大きな拍手が送られました。この大会を通して、生徒たちは百人一首の魅力を感じるとともに、伝統文化を楽しみながら学ぶ貴重な経験を得ることができました。 




 1月22日(水)、8年生を対象にキャリア教育の一環として職業講和を実施しました。2月に予定されている職場体験では、生徒たちが京都市内の様々な事業所で3日間にわたり働くことを学びます。その事前学習として、働くことの意義や魅力について理解を深めるため、今回は「職業」をテーマにお話を伺う機会を設けました。
 講師には、学校行事の写真撮影などでお世話になっているBBフォトの辻さんをお迎えしました。辻さんは、カメラマンを志したきっかけや仕事をする上で大切にしていることについて、具体的なエピソードを交えながらお話しくださいました。
学生時代にバスケットボールに打ち込んでいた辻さんは、企業に就職しサラリーマンとして働いた後、「子どもに誇れる仕事とは何か」を自問し、カメラマンの道を選ばれたそうです。「写真は時を越える」という信念のもと、バスケットボールの試合写真にとどまらず、結婚式や七五三など、人生の大切な瞬間を撮影されています。
 講話では、「カメラマンの時給はいくらですか」「職場で緊張した時はどうしたらいいですか」など、生徒たちからの多くの質問に丁寧に答えてくださいました。さらに終盤には、学生時代から親交のある異業種の方とテレビ電話でつながり、共に生徒たちの質問に答える場面もありました。特別ゲストの登場に、会場は大いに盛り上がりました。
 辻さんが「職業に貴賤はない」と語ってくださったように、どの仕事にも社会で果たす大切な役割があり、人々の生活を支えています。2月の職場体験では、生徒たちが様々な職場で学び、仕事に真摯に向き合う姿勢を身につけ、大きく成長することを期待しています。 






 8年生では、夏休みを経て、総合的な学習(国際)の一環として、日本文化講座が開催されました。この講座は長期間にわたり、少しずつ日本の伝統文化について学ぶ内容が進められています。現在、タイからの中学生の訪問まで残り1か月となり、生徒たちはその準備に全力で取り組んでいます。
 生徒たちは、タイの生徒たちに日本の文化をしっかりと伝えるために、様々なアプローチで勉強しています。伝統的な踊りや茶道、華道など、日本文化の核心に触れながら、それをわかりやすく、そして興味深く説明するために準備しています。また、タイの生徒たちに対しても、日本の文化を身近に感じてもらえるよう、体験型の学習活動や実演を交えて行っています。
 この取り組みを通じて、生徒たちは自らの力で文化交流の架け橋となり、異文化理解を深める貴重な経験を得ることができます。タイからの訪問が待ち遠しい中、生徒たちは一生懸命に準備を進め、日本文化の魅力をしっかりと伝えられるよう努力しています。このプロジェクトが成功し、相互理解と友好が深まることを心から願っています。











 8年生は現在、紫翔祭に向けて日々練習に励んでいます。4年生と力を合わせて取り組むおみこしリレーでは、協力することの大切さを実感しながら、少しずつ息を合わせて持ち上げる動作を練習しています。おみこしを安定して運ぶためには、全員が同じタイミングで声をかけ、力を合わせる必要があり、まだぎこちない動きではありますが、少しずつまとまりが出てきました。
 また、6年生との協力で行うムカデリレーは、特にクラスの団結力が試される競技です。各クラス8名がチームを組み、リレー形式で次々とバトンをつなぐこの競技では、スピードだけでなく、全員の足並みを揃えることが勝敗の鍵を握ります。リズム感とバランスが重要で、誰か一人が遅れたり、タイミングがずれると全体のペースが乱れてしまいます。そのため、クラスメイト同士でしっかりと声をかけ合い、ペースを合わせるための試行錯誤が続いています。最初はぎこちない足取りで、何度も転びそうになりながらも、少しずつまとまりが見えてきました。チームごとに工夫を凝らし、どうすればもっと速く、効率よく進めるかを話し合いながら練習を重ねています。今はまだ不安定な部分も見られますが、全員が一丸となって努力を重ね、本番では力強く、堂々とした走りを見せてくれることでしょう。





4年生と8年生が合同で紫翔祭で競う「おみこしリレー」の練習を行いました。おみこしリレーは、4年生と8年生がグループを組み、4人でおみこしを担ぎ、大きな箱を載せてリレーをします。リレーのコースにはハードルやコーンなどの障害物が設置されており、息を合わせて進まないと箱が落ちてしまいます。今日は初めての4・8合同練習で4年いろは組と8年ABCD組での練習でしたが、学年の異なる生徒同士が試行錯誤しながら協力して取り組み、ゆっくりながらも一歩ずつ成長を感じさせる姿が印象的でした。異なる年齢の生徒が交流し、共に挑戦するこのような活動は、本校ならではの貴重な学びの場となっています。本番に向けて、さらに息の合ったリレーを目指し、作戦や練習を工夫していきます。