6年生 オペラ鑑賞


先日は、京都ロームシアターにて小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトによる「椿姫」を観劇しました。オペラ鑑賞を初めて経験する生徒も多く、舞台の歌手による大迫力の歌唱やオーケストラピットから聞こえる音楽に耳を傾けていました。
6-3制の小学校・中学校から,4-3-2区分の9年制義務教育学校へ
先日は、京都ロームシアターにて小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトによる「椿姫」を観劇しました。オペラ鑑賞を初めて経験する生徒も多く、舞台の歌手による大迫力の歌唱やオーケストラピットから聞こえる音楽に耳を傾けていました。
進学や職業選択について学ぶ機会として、7・8年生合同で進路講話を実施しました。今回は、本校70期卒業生であり、現在慶應義塾大学に在学中の波多江さんを講師としてお迎えしました。
波多江さんは、京都小中学校、附属高校時代の経験や、大学での学びについて語ってくださいました。高校時代には海外留学を経験し、大学では国連でのインターンシップに参加するなど、さまざまな挑戦を重ねてこられたそうです。その背景には、日々の学びの積み重ねや、仲間とともに切磋琢磨した環境があったこともお話しくださいました。
また、講話後の質疑応答では、生徒たちから留学や大学選び、将来のキャリアについて多くの質問が寄せられました。波多江さんは自身の経験をもとに、一つひとつ丁寧に答えてくださいました。先輩の実体験に基づく言葉に、熱心に耳を傾ける生徒の姿が印象的でした。
波多江さんとは初対面と思いきや、実は8年生が1年生の時の9年生が波多江さんの学年でした。9年近く前の1・9の対面式の写真には波多江さんと手を繋いで入場する二人の幼い8年生の姿が。全然記憶にはありませんでしたが、附属の先輩と後輩がつながっていることを示す一枚でした。
今回の講話を通じて、生徒たちは将来の選択肢をより具体的に考えるきっかけを得ることができたのではないでしょうか。これからの学びの中で、自分自身の可能性を広げていってほしいと思います。
8年生の学年生活(学活)が行われ、1年間の振り返りをしました。ABCD組の代議員が、これまでにできたことや課題、9年生に向けて取り組むべきことを発表しました。これまでの歩みを振り返ることで、自分たちの成長を実感するとともに、最高学年としての自覚を新たにする機会となりました。
本校のモットーである「自主・自治・自律」のもと、生徒たちは日々の経験を通して、自ら考え、行動する力を伸ばしてきました。卒業式を終え、いよいよ9年生として学校を引っ張る立場になります。これからの1年間、リーダーシップを発揮しながら、仲間とともに充実した学校生活を送ってくれることを期待しています。
8年生の最後に、学年レクリエーション大会を開催しました。体育委員が主体となり、競技の選定や進行を計画。リレー、けいどろ、ドッジボールを実施し、どの競技も白熱した戦いが繰り広げられました。クラスの枠を超えて協力し合い、全力で楽しむ姿が印象的でした。体育委員は事前にルールや時間配分を調整し、スムーズな運営を実現。仲間と意見を出し合いながら準備を進めたことで、より充実した時間になりました。8年生の締めくくりにふさわしい、思い出に残るイベントとなりました。
総合館の改修工事が経て、本年度より新しくなった初等部図書館が、1年間かけて充実してきました。
1月には、小上がりのスペースにビーズクッションを置き、子どもたちがリラックスしながら読書をする空間が創られました。
そして今週、先日卒業した77期生の皆さんから卒業記念として贈呈された、すてきな「からくり時計」が飾られました。
卒業生から贈られた からくり時計――。
その針は、懐かしい日々を指し示しながら、未来へと進みます。
時が満ちると、からくりが動き出し、
物語の扉がひらくように、やさしい調べを奏でます。
先輩たちの想いが詰まったこの時計は、
これからも図書館を訪れる子どもたちに、
時の温もりを届けてくれるでしょう。
卒業生の皆さん、すてきな贈り物をありがとうございます。
そして改めて、ご卒業おめでとうございます。