9年生 NEW
9年 家庭科調理実習



9年生の家庭科の授業で、調理実習が行われました。今回のテーマは「カップケーキ」。生徒たちは、ベーシックなカップケーキ生地に加え、それぞれの班でトッピングや具材を工夫し、個性あふれるオリジナルカップケーキを完成させました。ホイップクリームやチェリーをあしらったスイーツ系のものから、ベーコンやホウレンソウを混ぜ込んだ食事系のものまで、どれも美味しそうで、見た目にも楽しい仕上がりとなりました。
焼き上げにはオーブンを使い、加熱の時間や温度にも気を配る必要がありましたが、生徒たちはグループで声を掛け合いながら、協力して調理に取り組んでいました。調理後の後片付けも手際よく行い、「家でもまた作ってみたい」「自分で作ったらおやつ代の節約になるかも」という声も聞かれました。
文部科学省は、中学校家庭科の目標として「日常生活における課題を見出し、よりよい生活を創造しようとする実践的な態度を育てること」を掲げています。調理実習は単に料理をするだけでなく、栄養バランス、衛生、安全、協働、計画性など、さまざまな力を身につける貴重な学びの場です。特に今回のようなオーブンを使った実習では、熱源の扱い方や時間管理の重要性も体験的に理解することができました。
今後の家庭生活や自立に向けて、こうした学びが生徒たちの土台となることを願っています。