6-3制の小学校・中学校から,4-3-2区分の9年制義務教育学校へ

新着情報 - 学校より










 台湾の国立中山大学から大学生および大学院生のみなさんが本校を訪問されました。はじめに、副校長より本校の概要と特色についての紹介があり、続いて英語で本校の研究について、研究主任の秋月先生からプレゼンテーションが行われました。小中一貫教育のあり方や、子どもたちの主体的な学びを支える授業づくりへの関心が高く、訪問団のみなさんは熱心に耳を傾けておられました。
 その後、8・9年生の授業を見学いただき、実際の教室の様子や生徒の学びの姿をご覧いただきました。さらに5・6年生とは昼食をともにしながら交流を深め、9年生に対しては台湾文化を紹介する特別授業も実施してくださいました。日本語と英語を自在に操る中山大学のみなさんと過ごすひとときは、本校の生徒にとっても大変刺激的で、印象に残る時間となりました。
 海外の大学生とのこうした出会いは、教室の中だけでは得られない、豊かな学びの機会を子どもたちにもたらします。言葉や文化の違いに戸惑いながらも、自分の思いを伝え、相手の話を理解しようとする姿勢が、互いの理解を深める原動力となっていました。「英語が通じてうれしかった」「台湾のことをもっと知りたい」と語る子どもたちの表情が、学びの広がりを物語っていました。
 今回のように、海外から教育現場への関心をもって訪れてくださる方々がいるということは、本校の日々の取り組みや子どもたちの姿が、自然とその魅力を伝えていることのあらわれかもしれません。今後も、多様な人との出会いを大切にしながら、子どもたちの視野を広げ、世界とつながる学びを育んでいきたいと思います。