6-3制の小学校・中学校から,4-3-2区分の9年制義務教育学校へ

新着情報




 9年生の家庭科の授業で、調理実習が行われました。今回のテーマは「カップケーキ」。生徒たちは、ベーシックなカップケーキ生地に加え、それぞれの班でトッピングや具材を工夫し、個性あふれるオリジナルカップケーキを完成させました。ホイップクリームやチェリーをあしらったスイーツ系のものから、ベーコンやホウレンソウを混ぜ込んだ食事系のものまで、どれも美味しそうで、見た目にも楽しい仕上がりとなりました。
 焼き上げにはオーブンを使い、加熱の時間や温度にも気を配る必要がありましたが、生徒たちはグループで声を掛け合いながら、協力して調理に取り組んでいました。調理後の後片付けも手際よく行い、「家でもまた作ってみたい」「自分で作ったらおやつ代の節約になるかも」という声も聞かれました。
 文部科学省は、中学校家庭科の目標として「日常生活における課題を見出し、よりよい生活を創造しようとする実践的な態度を育てること」を掲げています。調理実習は単に料理をするだけでなく、栄養バランス、衛生、安全、協働、計画性など、さまざまな力を身につける貴重な学びの場です。特に今回のようなオーブンを使った実習では、熱源の扱い方や時間管理の重要性も体験的に理解することができました。
 今後の家庭生活や自立に向けて、こうした学びが生徒たちの土台となることを願っています。





本校水泳部が、京都教育大学の50メートルプールにて、大学生との合同練習を行いました。
普段とは異なる本格的な設備(50mプールや高めの飛び込み台など)の中で、生徒たちは全力で練習に取り組みました。

大学生と一緒に泳ぐことで、技術面だけでなく、練習への姿勢や「個人競技でありながらチームとして戦う」ことの意味についても学ぶことができました。
互いに声をかけ合い、励まし合いながら練習する大学生の姿に、多くの刺激を受けた様子が見られました。

今回の経験は、競技力の向上だけでなく、人とのつながりの大切さや、チームとしてのあり方を見つめ直す貴重な機会となりました。



 6月12日(木)は世界の味めぐり『スペイン』でした。朝、8時に開門するときにはたくさんのこどもたちが長蛇の列をなして待っています。登校してきたこどもたち、看板に目をやり、今日はスペイン?!やった~と喜んでくれていました。中には、「ぼく、スペイン語わかる!アホはにんにくだよ!」と教えてくれる子もいましたよ。
献立は「バレンシア風パエリア,ソパ・デ・アホ,カクテルゼリー,牛乳」です。「パエリア」はお米から炊きたいところですが、給食室で全員分炊く事はできないので、とり肉や野菜などで具材を炒めて、サフランのかわりに、カレー粉とターメリックで黄色く色づけし、ごはんに混ぜ込みました。しっかりとごはんに味がなじんでいて、色もとってもきれいにしあがりましたよ。食べやすく、子どもたちにも大好評!またつくって~とリクエストがあがるほどでした。「ソパ・デ・アホ」はにんにく(アホ)のスープです。硬くなったパンを煮込んでおいしく食べられるようにした料理です。今回はパンのかわりに、パン粉を炒っていれました。デザートはぶどう、マスカットのゼリーをワインにみたてて用意しました。暑くなってきた時期だったので、冷たいゼリーは好評でした。
また、給食委員さんによる放送では、スペインの国のこと、料理のこと、芸術のことと多彩な魅力を伝えてくれました。もちろん、クイズは大盛り上がり♪また、スペインの給食の感想も伝えてくれてくれ「おいしい」だけでなく、見た目や食感など五感を使って味わった給食を上手に表現してくれていましたよ。


 4年生の家庭科では、京野菜について学んでいます。そこで、給食でも京野菜『加茂茄子』をとりあげました。せっかくなので、手に取り、観察して、京野菜の魅力を実感してもらいたく、家庭科の授業にあわせて、献立を作成しました。授業中、少し時間をいただき、子どもたち一人ひとりに加茂茄子を渡し、観察してもらいました。比較対象があるといいかなと思い、中長なすも用意。重さ比べをしたり、定規で大きさをはかったり、たたいてみて音の違いを聴いたり・・・残念ながら授業の関係で全クラスとはいきませんでしたが、京野菜に興味関心を抱いてくれたのではないかと思います。
 また、朝の登校時にも展示しました。なすにがて~きらい~と言いながらも、さわってみると、おもたっ!!このトゲトゲは?と関心をよせていました。給食では、私の触った加茂茄子あるかな~?とワクワクしている声も聞こえてきましたよ。「なす」は子どもの苦手な野菜トップ10に入るお野菜ですが、ほとんど、残食なく食べてくれていました。その日の給食クイズは加茂茄子の重さを当てるクイズ!正解は…732g!!とっても立派な加茂茄子でした。





近年、ICTの進展とともに、生成AI(人工知能)が私たちの生活や学習環境に急速に普及しています。子どもたちがこれからの社会で主体的に生きるためには、AIを正しく理解し、適切に活用する力が求められます。このような背景を踏まえ、本校では3年生から9年生までの各学年ごとに、「生成AIの活用と注意点やICTとの付き合い方」に関する講演会を、外部講師をお招きして実施いたしました。講演では、学年に応じた内容で以下のようなテーマが取り上げられました。
・生成AIとは何か
・AIとの上手なつきあい方
・情報の正しさの見極め方
・AIに頼りすぎない「考える力」の大切さ
生徒たちは、講師の話を真剣に聞き、自分たちの生活や学習にどのようにAIが関わってくるのかを考える貴重な機会となりました。講演後に質問をする生徒もおり、子どもたちの関心の高さもうかがえました。
今後も本校では、時代の変化に対応した情報モラル教育を継続的に行い、安全で健全なICT活用の力を育んでまいります。
保護者の皆様におかれましても、ご家庭で生成AIやICTとの付き合い方の話題が出た際には、お子たちと一緒にその活用のあり方について話し合っていただければ幸いです。