6-3制の小学校・中学校から,4-3-2区分の9年制義務教育学校へ

新着情報

10月29日に、今年度の芸術鑑賞教室がありました。今年度は、劇団コーロさんによる「天満のとらやん」を鑑賞しました。太夫の話に合わせ、声を出さずに演技をする俳優の皆さんに引き込まれた子ども達でした。鑑賞後の振り返りでは、「顔で演技をしているのがすごく感動した」「声がなくても、動作や表情で内容が分かった。耳が聞こえない人でも楽しめると思った」「自分達も、表情で演技をして紫友祭でお客さんを楽しませたい」など、さまざまな意見を聞くことができました。
プロの演技を見て、自分達の紫友祭に生かそうと、モチベーションが上がった子ども達です。


同志社大学の先生に「音の聞こえ方」の出前授業を行っていただきました。
講演だけではなく、実際に音に触ってみたり、目で見てみたりと体感的に音について学ぶことが出来ました。風船に向かって声を出して、震える風船を触って、「音に触れた!」と喜んでいました。また、レーザーポインターを使った実験装置で、音の振動がレーザーポインターの揺れとなり、光が円形に広がったり、8の字を描いたりして、目に見えて「音」を感じることが出来ました。
また、どのくらいざわざわした中で音を聴きとれるのかという調査もしました。子どもたちはゲーム感覚で楽しんでいましたが、やはり、ざわざわしている中では聞き取ることが難しかったようです。この「音を聞き取る力」は大人の方が高く、低学年ぐらいでは、まだ発達の途中であり、個人でのばらつきが大きいとのことでした。
「『学校でよく静かに聞きなさい』と注意を受けることがあるけど、どうしてかわかったかな。小さいころほど、ざわついた中では、音を聞き取ることが難しいし、人によってその差が大きいから、みんなが集中して学習するために静かにすることが大事なんだね。」と教えていただきました。




生活科の学習「あきとともだち」では、京都御所に秋みつけに出かけました。

おおきなくぬぎの実を見つけて、驚いたり、黄色や茶色のキノコを見つけて観察したり、秋の楽しみにたくさん触れることができました。

帰り際には、くっつきむしが多いところにいって、服についたヌスビトハギという草の実を一生懸命外していました。


 「わあ~すごい!琵琶湖大きい!」と口にする子どもたち。社会見学として、びわこ浜大津に行き琵琶湖疏水を実際に歩いて見てきました。琵琶湖疏水は、昔、琵琶湖の水を京都へ運ぶために作られた運河で、たくさんの人の努力で出来上がったそうです。歩きながら見た水の流れはとてもきれいで、普段の生活では見られないような自然や歴史的な建物がたくさんありました。 
 歩いている途中、「立坑(たてこう)」という縦に伸びる大きな穴がある場所を見学しました。立坑は疏水の中にたまった土やごみを取り除くために使われているそうです。初めて見るものだったので、「こんなものまで作っていたんだ!」と驚きました。昔の人たちが工夫しながら琵琶湖疏水を守ってきたことが分かったようです。
 さらに、疏水沿いにある「水路閣(すいろかく)」も見ました。水路閣はとても大きくて立派なレンガ造りの橋のような建物で、昔からあるのに今でもしっかりと残っている姿が印象的でした。水路閣の下から見上げると、とても高く感じられ、ここを水が流れていくところを想像すると、なんだかワクワクします。
 この社会見学を活かして、これからの学習につなげていきたいと思います。









10月30日(水)に、福島県実地研修に参加した生徒による発表が行われました。
現地の方から聞いた話や、研修で得た知見をまとめ、発表生徒は「アウトプットすると、自分も知識をまとめることができる」「発表するにあたって1番意識したことは、〈どれだけ皆の気持ち・考えを変えるきっかけを作れるか〉」と振り返っていました。発表を聞いた生徒は「私たちにできることをやっていければいいな」と振り返っていました。今後、グループ協議で話し合われた内容が、紫友祭でのポスター発表に繋がっていきます。