6-3制の小学校・中学校から,4-3-2区分の9年制義務教育学校へ

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2日目 午前は磯観察でした。
磯で多くの生物を見つけて、理科の授業で作成した図鑑を使って調べたり、スケッチしたりしました。

アメフラシ、ウニ、シロウミウシなど多様な生物を発見することができました。




昼過ぎに到着し、さっそく海で練習しました。少し風は強いですが、がんばって泳ぐことができました。

子供たちは「海は思っていたより浮いた!」「波に流される!」と海で泳ぐ楽しさと難しさを感じているようでした。




少し緊張した、けれどもこれからの臨海学舎に対しての期待に満ちた表情で話を聞いていました。

9時30分ごろに学校を出発します。





 本校の卒業生で、現在附属高校に在学する先輩3名が、1年間の海外留学を終えて帰国し、本校の9年生に体験談を話しに来てくれました。3名はいずれも高校1年の夏から約11か月間、それぞれの留学先でホームステイをしながら現地の高校に通うという貴重な経験をしてきました。
 カナダに留学していた古杉君は、ホストファミリーとのあたたかい交流や現地の学校生活について語ってくれました。特に印象的だったのは、カナダの人々のやさしさや、多様な文化に触れたこと。現地での毎日は一言では言い表せないほどの発見に満ちており、彼にとって大きな成長につながったことが伝わってきました。
 同じくカナダに滞在していた大元君は、「間違えて吹奏楽部に入ってしまった」というちょっとした失敗談を交えながら話してくれました。しかし、その経験を前向きに受け止め、友人と過ごす中で得た学びの大きさを実感していたようです。また、本校での総合学習の中で身につけたプレゼンテーションの力が、カナダの授業でも大いに役立ったというエピソードも印象的でした。
 チェコに留学していた田村さんは、チェコや周辺国の美しい風景を撮った写真をたくさん見せてくれました。たくさんの人たちに出会い、留学生活での楽しさがとてもよくわかりました。苦労しながらもチェコ語や英語を学び、現地の人々と心を通わせてきた姿勢に、生徒たちも強く引き込まれていました。
 スウェーデンに留学していた松岡君は残念ながら都合が合わずに来てもらうことができませんでしたが、とても良い経験をしたと聞いております。
 9年生の生徒たちは、先輩の語る海外での失敗や挑戦、語学力の向上に興味津々で耳を傾けていました。身近な先輩から直接話を聞けるこのような機会は、自分の将来を思い描くうえで大きな刺激になったことと思います。
 本校の卒業生が、附属高校という環境の中でこのように豊かで実りある経験を積んでいることを、私たちも大変うれしく、誇りに感じています。高校での海外留学は、単に語学力を高めるだけでなく、自らの視野を広げ、国際的な感性を育む貴重な機会となっています。これからも本校から羽ばたいていく生徒たちが、さまざまな挑戦を通じて大きく成長してくれることを期待しています。 


 6月30日(月)『京都府の郷土料理&夏越の祓』の給食でした。京都府北部は副校長先生の出身地。給食委員さんは、事前に副校長先生にインタビューへ行き、当日は放送で京都北部の魅力を紹介してくれました。海の幸だけでなく、果物も有名であると教えてもらいましたね。また、副校長先生には当日にもスペシャル登場してもらいました。丹後弁でおいしいよ「どえりゃーうみゃー」と言ってくださいました。
 献立は「ばらずし・具だくさんのすまし汁・水無月・牛乳」です。
 京丹後名物「ばらずし」は、ごはんに合わせず、炊いた具材を混ぜ込み酢飯をつくりました。要となる【さばのおぼろ】はさば水煮缶と調味料を炒り炊きしてつくり、自分たちで酢飯の上にかけてもらうように配膳。本来は、錦糸卵やかまぼこが乗りますが、アレルギーの人も安心して食べられるように、今回は錦糸卵はなしとしました。子どもたち、さばのそぼろをお寿司にかけることに驚いていましたが、おいしい!と沢山食べてくれました。
 水無月は、京都の夏越の祓で食べられる伝統的な和菓子です。給食機器の故障により、一時は提供を断念しましたが、調理員さんと知恵をふりしぼり、提供することができました。小麦粉、白玉粉を混ぜた生地をバットで蒸してから、1度取り出し、塗れ納豆を入れ、再び蒸す。冷まして、三角に切り分けたら完成です。甘さ控えめで、おいしく仕上がりましたよ。子どもたちも喜んで食べてくれていました。
 給食委員さんは、給食放送のほかに、毎日、給食食材を3色分類して掲示板に食材カードをはっています。毎日手分けして委員会活動をしてくれている4年生です。