6-3制の小学校・中学校から,4-3-2区分の9年制義務教育学校へ

新着情報 - 学校より




本校の陸上部は、夏休み期間中も生徒たちが意欲的に活動を続けています。今年は天候に恵まれ、ほぼ毎日練習に取り組むことができています。強い日差しが照りつける中でも、生徒一人ひとりが目標を持ち、仲間と励まし合いながら練習に打ち込む姿はとても頼もしく、学校全体に活気をもたらしています。特に暑さが厳しい日には、午前中の涼しい時間帯を中心に練習を行い、こまめな水分補給や日陰での休憩を挟むなど、安全面にも十分配慮しています。こうした日々の努力が、生徒たちの体力や精神力の向上につながっているだけでなく、仲間意識を育む貴重な機会となっています。陸上部の活動を通じて培った粘り強さや協調性は、今後の学校生活や大会での成果にもきっと生かされることでしょう。








 今年で29年目を迎える、本校とタイ・アユタヤ地域総合大学附属学校との交流。毎年、各校から代表生徒20名が相互に訪問し、さまざまなプログラムを通して互いの文化や学校生活を学んでいます。その中でも、特に深い学びと温かな思い出が生まれるのが「ホームステイ」です。
 ホームステイでは、ただ現地の生活を体験するだけでなく、生徒とその家族全体が国際交流に関わることで、言語や文化を越えたつながりが生まれます。まさに、教室では得られない“生きた学び”の場となっています。
 一方で、「家が狭くても大丈夫?」「英語は通じるの?」「どんな準備が必要?」といった不安の声があるのも事実です。そこで、タイ交流を盛り上げるボランティアグループ Ayutthaya Kyoto Best Partners Project のメンバーが中心となって、ホストファミリー向けのパンフレットを作成しました。
 このパンフレットには、タイの生徒が喜んだ観光地の紹介、豪邸でなくても安心して受け入れができることがわかる部屋の見取り図、英語力の目安、実際に受け入れを経験したご家庭の声、さらにはタイの生徒の好みや注意点など、知っておきたい情報が満載です。今週、7~9年生に配布されています。
 また、先日から3日間にわたり開催されていた「タイ国訪問説明会」も大盛況で、多くの8年生生徒が代表生徒への応募に興味を示していました。2日目・3日目の回では「ホームステイで不安だったけれど大丈夫だったこと」や「代表選考試験の準備」など、経験者による具体的なアドバイスが共有され、参加者から大きな反響がありました。
 タイを訪れることで得られる発見は多くありますが、それと同じくらい、タイの生徒をホストすることでも、ご家庭にたくさんの学びと喜びが生まれます。
 「タイには行けないけれど、ホストならやってみたい」
 「訪問前に交流できれば、もっと楽しくなるかも」
 そんな声が届いています。ホストファミリーとして参加することは、家族みんなにとってかけがえのない経験になるはずです。ぜひ、この機会にホストファミリーへのご応募をご検討ください。






 本校とタイの学校との交流は、今年で29年目を迎えました。毎年10月にはタイから代表団が来日し、12月には本校からの代表団がタイを訪れ、互いの学校で1週間の学校生活やホームステイを体験しています。このような長期にわたる継続的な国際交流は、全国的にも非常に貴重な取り組みです。
 今年は、タイとの交流をさらに盛り上げようと結成されたボランティアグループ「Ayutthaya Kyoto Best Partners Project(旧TKF)」の昨年度の代表生徒たちが、タイ訪問を目指す8年生に向けて説明会を開いています。説明会では、実際にタイを訪れた経験から、言葉の壁や文化の違いについて具体的なエピソードを交えて話し、興味をもった生徒たちの相談にも丁寧に応じています。今後二日間にわたっては、「行く前は不安だったけれど、実際はこうだった」といった話や、選考試験へのアドバイスも伝えられる予定です。
 小中学生のうちから海外の同世代と実際に交流し、異なる価値観や生活文化に触れることは、単なる語学学習にとどまらず、生きた国際理解教育となります。本校では、そうした経験を通して得た学びを、参加生徒が学校全体へと還元する仕組みも整っており、まさに「学びを社会につなげる」教育実践が日々積み重ねられています。こうした教育環境が整っていることも、本校の大きな魅力の一つです。











 台湾の国立中山大学から大学生および大学院生のみなさんが本校を訪問されました。はじめに、副校長より本校の概要と特色についての紹介があり、続いて英語で本校の研究について、研究主任の秋月先生からプレゼンテーションが行われました。小中一貫教育のあり方や、子どもたちの主体的な学びを支える授業づくりへの関心が高く、訪問団のみなさんは熱心に耳を傾けておられました。
 その後、8・9年生の授業を見学いただき、実際の教室の様子や生徒の学びの姿をご覧いただきました。さらに5・6年生とは昼食をともにしながら交流を深め、9年生に対しては台湾文化を紹介する特別授業も実施してくださいました。日本語と英語を自在に操る中山大学のみなさんと過ごすひとときは、本校の生徒にとっても大変刺激的で、印象に残る時間となりました。
 海外の大学生とのこうした出会いは、教室の中だけでは得られない、豊かな学びの機会を子どもたちにもたらします。言葉や文化の違いに戸惑いながらも、自分の思いを伝え、相手の話を理解しようとする姿勢が、互いの理解を深める原動力となっていました。「英語が通じてうれしかった」「台湾のことをもっと知りたい」と語る子どもたちの表情が、学びの広がりを物語っていました。
 今回のように、海外から教育現場への関心をもって訪れてくださる方々がいるということは、本校の日々の取り組みや子どもたちの姿が、自然とその魅力を伝えていることのあらわれかもしれません。今後も、多様な人との出会いを大切にしながら、子どもたちの視野を広げ、世界とつながる学びを育んでいきたいと思います。






本校水泳部が、京都教育大学の50メートルプールにて、大学生との合同練習を行いました。
普段とは異なる本格的な設備(50mプールや高めの飛び込み台など)の中で、生徒たちは全力で練習に取り組みました。

大学生と一緒に泳ぐことで、技術面だけでなく、練習への姿勢や「個人競技でありながらチームとして戦う」ことの意味についても学ぶことができました。
互いに声をかけ合い、励まし合いながら練習する大学生の姿に、多くの刺激を受けた様子が見られました。

今回の経験は、競技力の向上だけでなく、人とのつながりの大切さや、チームとしてのあり方を見つめ直す貴重な機会となりました。