6-3制の小学校・中学校から,4-3-2区分の9年制義務教育学校へ

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入村式の後はいよいよ、子どもたちが楽しみにしていた田舎体験が始まりました。各家庭に分かれ、干し柿づくりや動物とのふれあい、芋ほりや野菜の収穫など、自然の恵みを感じながらさまざまな活動に挑戦しました。また、おはぎやそうめん、押し寿司づくりにも取り組み、「おいしい!」「むずかしいけど楽しい!」と笑顔いっぱいの子どもたち。掃除や鐘つき、出荷のお手伝いなど、地域の方々の暮らしにもふれながら、学びと発見の多いひとときを過ごしました。子どもたちは、故郷で過ごすような安らぎと穏やかさに包まれていました。

安芸太田町のあたたかい方々との別れを惜しみつつ、ホテルに戻りました。今夜の夕食もごちそうです。


10月23日(木)に上海師範大学の学生と交流をしました。4時間目には上海の学生が授業をして、給食も一緒に食べました。子どもたちは普段学習している英語をなんとか使ってお話をしたいのですが、なかなか言葉が出てこなかったり、日本語ではわかるのに英語では・・・と悔しい様子もありました。この経験が英語をもっと学びたい!といったことにつながるといいですね。





宿泊学習2日目の朝を迎えました。
天候にも恵まれ、涼しくさわやかな朝です。朝の集いで元気に体を動かしたあと、朝食バイキングを楽しみました。
子どもたちはみんな元気いっぱいです。

午前中は安芸太田町で入村式を行い、地域の方々にあたたかく迎えていただきました。
今はそれぞれの家庭に分かれ、家業体験に取り組んでいます。どの子も意欲的に活動を進めています。



 最終日の朝、タイの生徒たちはホテルを出発する前にホストファミリーと再会しました。短い間ながら家族のように過ごした日々を思い出し、別れを惜しむ姿があちこちで見られました。手を取り合って別れを惜しむその表情には、言葉を超えた絆が確かに刻まれていました。見送りに来てくださったホストファミリーの温かなまなざしが、この一週間の交流の深さを物語っていました。
 出発後は、京都の代表的な名所をめぐりました。まず金閣寺を訪れ、輝く金色の舎利殿を背景にたくさんの写真を撮りました。続いて二条城では、日本の歴史や建築の美しさに興味深そうに見入る姿がありました。伏見稲荷では千本鳥居を歩きながら、日本らしい風景を最後まで楽しんでいました。
 長い一週間を終え、バスの中では疲れた表情を見せる生徒もいましたが、その顔には充実感がにじんでいました。関西空港では、別れを惜しみながらも「また来たい」「日本の友だちにありがとうを伝えたい」と口にする声が聞こえました。全員が無事に帰路につき、今年の交流は幕を閉じました。
 ホストファミリーや地域の方々の支えがあってこそ、このような実りある交流が実現しました。子どもたちの心に刻まれた経験は、きっとこれからの学びと人生を豊かにしてくれることでしょう。














 6日目は、朝から各学年との交流授業が行われました。1時間目は7年生との授業です。国語では筆を使って漢字を書く活動を体験しました。はじめは筆の扱いに戸惑いながらも、日本の生徒の手本を見て一画一画を丁寧に仕上げていました。理科ではビーカーの水の量による音の高さの違いを調べ、体育では日本のスポーツテストに挑戦。日本の生徒たちは英語で説明しながらサポートし、教室や体育館のあちこちから笑い声が響いていました。
 2時間目は9年生との交流授業でした。家庭科では折り紙を使って制作に取り組み、美術では墨を使った水墨画に挑戦しました。理科ではスパゲッティを使って強度のある構造を作る課題に取り組み、協力しながら試行錯誤を重ねていました。どの教室にも、互いに学び合い、理解し合おうとする温かい空気が流れていました。
 3時間目は8・9年生との交流生活(学活)です。日本の生徒が企画したレクリエーションで会場は終始笑顔にあふれ、自然なやりとりの中で絆が深まっていきました。その後は同じクラスで昼食をとり、普段高等部の生徒が食べている弁当給食を一緒に味わいました。
 午後には中高等部全校生徒が花道をつくり、拍手と笑顔で訪問団を見送りました。その後、8年生とともに東山へ移動し、清水寺を散策。グループごとにお土産を選んだり、みたらし団子を食べたりしながら、京都の風景の中で最後の思い出を重ねました。
 夜にはホストファミリーを招いたお別れパーティーが開かれました。学友会(生徒会)によるゲームや、タイの生徒による民族舞踊の披露、お別れムービーの上映など、会場は温かな笑顔と拍手に包まれました。映像を見ながら涙ぐむ姿も見られ、タイの生徒たちは「ホストファミリーと過ごした時間が一番の思い出」と語っていました。家庭での受け入れが、文化を越えた友情と学びを生み出したことを、誰もが感じた夜でした。