6-3制の小学校・中学校から,4-3-2区分の9年制義務教育学校へ

新着情報

10月29日は「青森県の郷土料理」でした。献立は、「ごはん・イカメンチカツ・せんべい汁・牛乳・青森県産のりんご」です。4年生はとっても忙しい10月、宿泊学習の直後でしたが、給食委員さん、しっかりと青森県について調べ、青森県出身の先生にインタビューへ行き、給食放送をしてくれました。せんべい汁では、せんべいが入っているの?と驚く子も多かったですが、もちもちしてる!とたくさん食べてくれました。りんごは65個、皮をキレイに洗って、皮ごとくし切りにしました。りんごの皮には食物繊維や栄養もはいっています。また、しっかり噛むことができる食材です。1年生、65個もりんごを切ってくれたの?ありがとうございます!!と言いながら、しっかり噛んで食べていましたよ。


 3年生の遠足は、社会科と関連付け、京都市の様々な地域の様子を体感しにいきました。錦市場では観光客がたくさん集まる仕組みを探しました。京都駅では駅ビルの最上階まで登り、このようなスペースがある理由を考えました。梅小路公園では、どのような人がどのように公園を利用しているかを見て、公共施設の意義について考えました。社会科の授業と関連付ける中で、新たな発見が子どもたちにあったのではないかと思います。


 雨天で順延となった、紫翔祭の学年種目とたてわり種目を行うことができました。学年種目はクラスでの対抗種目でしたが、各クラスの頑張りをたたえ合う子どもたちの姿が見られました。各クラス、練習方法を自分たちで考えたり、練習の計画をクラスのリーダーが立てたりと子どもたちの工夫や頑張りが詰まった紫翔祭でした。
 3年は組は、に組さんと合同での種目も行いました。3年い組とろ組は、11月末にある紫友祭でに組さんと一緒に演目の発表を行います。




 5年生の総合的な学習では、未来の京都についてを提案することを目指して、京都の現状について知る学習をしています。環境や伝統産業、世界遺産や公共交通機関など、良い点や課題点などの現状を探りながら学習を進めています。いよいよ明日はフィールドワーク。実際に京都の町に出て、様々な実態を学んできてほしいと思います。


 本校の総合的な学習の時間では、7年から9年までの3年間を通して「エネルギー」をテーマに探究を深めています。7年では自ら課題を見つけ、8年では掘り下げ、9年では社会へ広げることを目指してきました。9年生は4月から「誰に」「どのように」伝えるかを考え、小学生や外国人、大人など多様な対象に向けて発信活動を進めてきました。カードゲームやボードゲームを作って子どもたちにエネルギーの大切さを伝えたり、英語を使って外国の方に日本のエネルギー事情を紹介したりと、工夫を凝らした取組が続いています。
 このたび、その成果を発表する場として附属高校を訪れ、高校2年生との合同発表会を行いました。会場では、9年生がブースを設けてこれまでの探究を紹介し、高校生に体験してもらったり、質問や意見をもらったりしました。一方で高校生からも、自分たちが取り組む研究の内容を発表してもらい、社会問題を多角的に考える姿勢に大いに刺激を受けました。互いの学びを認め合い、高め合う時間となりました。
 また、附属高校で学ぶ懐かしい先輩たちとの再会もあり、生徒たちは学びが連続していることを実感しました。附属小中高校の連携によって生まれるこのような交流は、附属でしか実現できない貴重な機会です。9年生は今回得た学びや気づきをもとに、自らの探究をさらに深め、社会とつながる力を育んでいきます。