タイ国訪問説明会(AKBプロジェクト)




本校とタイの学校との交流は、今年で29年目を迎えました。毎年10月にはタイから代表団が来日し、12月には本校からの代表団がタイを訪れ、互いの学校で1週間の学校生活やホームステイを体験しています。このような長期にわたる継続的な国際交流は、全国的にも非常に貴重な取り組みです。
今年は、タイとの交流をさらに盛り上げようと結成されたボランティアグループ「Ayutthaya Kyoto Best Partners Project(旧TKF)」の昨年度の代表生徒たちが、タイ訪問を目指す8年生に向けて説明会を開いています。説明会では、実際にタイを訪れた経験から、言葉の壁や文化の違いについて具体的なエピソードを交えて話し、興味をもった生徒たちの相談にも丁寧に応じています。今後二日間にわたっては、「行く前は不安だったけれど、実際はこうだった」といった話や、選考試験へのアドバイスも伝えられる予定です。
小中学生のうちから海外の同世代と実際に交流し、異なる価値観や生活文化に触れることは、単なる語学学習にとどまらず、生きた国際理解教育となります。本校では、そうした経験を通して得た学びを、参加生徒が学校全体へと還元する仕組みも整っており、まさに「学びを社会につなげる」教育実践が日々積み重ねられています。こうした教育環境が整っていることも、本校の大きな魅力の一つです。