6-3制の小学校・中学校から,4-3-2区分の9年制義務教育学校へ

新着情報 - 学校より


平素より、本校の教育活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
このたび、京都教育大学附属京都小中学校では、令和8年度 小学校第1学年入学希望者を対象とした「児童募集ポスター」を作成いたしました。ポスターには、学校説明会や入学検定に関する日程を掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
なお、募集要項につきましては、ホームページ内の「入学案内」よりご確認いただけます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。











 台湾の国立中山大学から大学生および大学院生のみなさんが本校を訪問されました。はじめに、副校長より本校の概要と特色についての紹介があり、続いて英語で本校の研究について、研究主任の秋月先生からプレゼンテーションが行われました。小中一貫教育のあり方や、子どもたちの主体的な学びを支える授業づくりへの関心が高く、訪問団のみなさんは熱心に耳を傾けておられました。
 その後、8・9年生の授業を見学いただき、実際の教室の様子や生徒の学びの姿をご覧いただきました。さらに5・6年生とは昼食をともにしながら交流を深め、9年生に対しては台湾文化を紹介する特別授業も実施してくださいました。日本語と英語を自在に操る中山大学のみなさんと過ごすひとときは、本校の生徒にとっても大変刺激的で、印象に残る時間となりました。
 海外の大学生とのこうした出会いは、教室の中だけでは得られない、豊かな学びの機会を子どもたちにもたらします。言葉や文化の違いに戸惑いながらも、自分の思いを伝え、相手の話を理解しようとする姿勢が、互いの理解を深める原動力となっていました。「英語が通じてうれしかった」「台湾のことをもっと知りたい」と語る子どもたちの表情が、学びの広がりを物語っていました。
 今回のように、海外から教育現場への関心をもって訪れてくださる方々がいるということは、本校の日々の取り組みや子どもたちの姿が、自然とその魅力を伝えていることのあらわれかもしれません。今後も、多様な人との出会いを大切にしながら、子どもたちの視野を広げ、世界とつながる学びを育んでいきたいと思います。






本校水泳部が、京都教育大学の50メートルプールにて、大学生との合同練習を行いました。
普段とは異なる本格的な設備(50mプールや高めの飛び込み台など)の中で、生徒たちは全力で練習に取り組みました。

大学生と一緒に泳ぐことで、技術面だけでなく、練習への姿勢や「個人競技でありながらチームとして戦う」ことの意味についても学ぶことができました。
互いに声をかけ合い、励まし合いながら練習する大学生の姿に、多くの刺激を受けた様子が見られました。

今回の経験は、競技力の向上だけでなく、人とのつながりの大切さや、チームとしてのあり方を見つめ直す貴重な機会となりました。





近年、ICTの進展とともに、生成AI(人工知能)が私たちの生活や学習環境に急速に普及しています。子どもたちがこれからの社会で主体的に生きるためには、AIを正しく理解し、適切に活用する力が求められます。このような背景を踏まえ、本校では3年生から9年生までの各学年ごとに、「生成AIの活用と注意点やICTとの付き合い方」に関する講演会を、外部講師をお招きして実施いたしました。講演では、学年に応じた内容で以下のようなテーマが取り上げられました。
・生成AIとは何か
・AIとの上手なつきあい方
・情報の正しさの見極め方
・AIに頼りすぎない「考える力」の大切さ
生徒たちは、講師の話を真剣に聞き、自分たちの生活や学習にどのようにAIが関わってくるのかを考える貴重な機会となりました。講演後に質問をする生徒もおり、子どもたちの関心の高さもうかがえました。
今後も本校では、時代の変化に対応した情報モラル教育を継続的に行い、安全で健全なICT活用の力を育んでまいります。
保護者の皆様におかれましても、ご家庭で生成AIやICTとの付き合い方の話題が出た際には、お子たちと一緒にその活用のあり方について話し合っていただければ幸いです。






 本校陸上部が、附属高校陸上部との合同練習を行いました。会場は京都教育大学の広々としたグラウンド。普段の環境とは異なり、400メートルのトラックやタータンの直線コースといった充実した設備の中で、伸び伸びと練習に取り組むことができました。
 総勢25名ほどで、高校生の先輩方と一緒に走ったり、練習方法を教えてもらったりできました。本校の卒業生も練習に参加しており、久しぶりに再会した先輩と会話を弾ませる姿も見られました。やり投げや三段跳びで京都インターハイ(近畿予選)に出場する先輩もおられ、大変誇らしく感じました。先輩たちが今も陸上を続け、高校生活を充実させている姿は、在校生にとって大きな励みとなったに違いありません。
 附属高校では、大学と連携した恵まれた環境の中で、学業だけでなく課外活動にも意欲的に取り組んでいます。今回の陸上部の交流の中ではたくさんのメリットを得られました。附属高校とこうした形でつながることができるのは、本校ならではの大きな魅力のひとつです。今後もさまざまな機会を通じて、生徒の可能性を広げる場を提供していきたいと考えています。