6-3制の小学校・中学校から,4-3-2区分の9年制義務教育学校へ

新着情報 - 学校より





 8月20日(水)、沖縄県沖縄市の沖縄県総合運動公園で開催された 第52回全日本中学校陸上競技選手権大会 において、本校9年の 合志侑乃輔君 が決勝に進出し、13秒60の記録で優勝しました。



第62回京都府吹奏楽コンクールにおいて、本校吹奏楽部が「星屑の舞う空で」を演奏し、銀賞を受賞しました。この楽曲は、星のきらめく夜空とそこに託された静かな願いを、繊細な旋律と深い響きで描いた作品です。生徒たちは、その世界観を丁寧に表現しようと、一音一音に心を込めて練習を重ねてきました。本番では、互いの音を感じ合いながら息の合った演奏を披露し、聴く人の心に情景を描き出すような仕上がりとなりました。こうした活動のなかで、生徒たちは技術だけでなく、協調性や表現力、集中力といった力も育んでいます。目標に向かって仲間とともに歩む経験は、生徒一人ひとりの成長につながる大切な学びとなっています。





本校の陸上部は、夏休み期間中も生徒たちが意欲的に活動を続けています。今年は天候に恵まれ、ほぼ毎日練習に取り組むことができています。強い日差しが照りつける中でも、生徒一人ひとりが目標を持ち、仲間と励まし合いながら練習に打ち込む姿はとても頼もしく、学校全体に活気をもたらしています。特に暑さが厳しい日には、午前中の涼しい時間帯を中心に練習を行い、こまめな水分補給や日陰での休憩を挟むなど、安全面にも十分配慮しています。こうした日々の努力が、生徒たちの体力や精神力の向上につながっているだけでなく、仲間意識を育む貴重な機会となっています。陸上部の活動を通じて培った粘り強さや協調性は、今後の学校生活や大会での成果にもきっと生かされることでしょう。








 今年で29年目を迎える、本校とタイ・アユタヤ地域総合大学附属学校との交流。毎年、各校から代表生徒20名が相互に訪問し、さまざまなプログラムを通して互いの文化や学校生活を学んでいます。その中でも、特に深い学びと温かな思い出が生まれるのが「ホームステイ」です。
 ホームステイでは、ただ現地の生活を体験するだけでなく、生徒とその家族全体が国際交流に関わることで、言語や文化を越えたつながりが生まれます。まさに、教室では得られない“生きた学び”の場となっています。
 一方で、「家が狭くても大丈夫?」「英語は通じるの?」「どんな準備が必要?」といった不安の声があるのも事実です。そこで、タイ交流を盛り上げるボランティアグループ Ayutthaya Kyoto Best Partners Project のメンバーが中心となって、ホストファミリー向けのパンフレットを作成しました。
 このパンフレットには、タイの生徒が喜んだ観光地の紹介、豪邸でなくても安心して受け入れができることがわかる部屋の見取り図、英語力の目安、実際に受け入れを経験したご家庭の声、さらにはタイの生徒の好みや注意点など、知っておきたい情報が満載です。今週、7~9年生に配布されています。
 また、先日から3日間にわたり開催されていた「タイ国訪問説明会」も大盛況で、多くの8年生生徒が代表生徒への応募に興味を示していました。2日目・3日目の回では「ホームステイで不安だったけれど大丈夫だったこと」や「代表選考試験の準備」など、経験者による具体的なアドバイスが共有され、参加者から大きな反響がありました。
 タイを訪れることで得られる発見は多くありますが、それと同じくらい、タイの生徒をホストすることでも、ご家庭にたくさんの学びと喜びが生まれます。
 「タイには行けないけれど、ホストならやってみたい」
 「訪問前に交流できれば、もっと楽しくなるかも」
 そんな声が届いています。ホストファミリーとして参加することは、家族みんなにとってかけがえのない経験になるはずです。ぜひ、この機会にホストファミリーへのご応募をご検討ください。






 本校とタイの学校との交流は、今年で29年目を迎えました。毎年10月にはタイから代表団が来日し、12月には本校からの代表団がタイを訪れ、互いの学校で1週間の学校生活やホームステイを体験しています。このような長期にわたる継続的な国際交流は、全国的にも非常に貴重な取り組みです。
 今年は、タイとの交流をさらに盛り上げようと結成されたボランティアグループ「Ayutthaya Kyoto Best Partners Project(旧TKF)」の昨年度の代表生徒たちが、タイ訪問を目指す8年生に向けて説明会を開いています。説明会では、実際にタイを訪れた経験から、言葉の壁や文化の違いについて具体的なエピソードを交えて話し、興味をもった生徒たちの相談にも丁寧に応じています。今後二日間にわたっては、「行く前は不安だったけれど、実際はこうだった」といった話や、選考試験へのアドバイスも伝えられる予定です。
 小中学生のうちから海外の同世代と実際に交流し、異なる価値観や生活文化に触れることは、単なる語学学習にとどまらず、生きた国際理解教育となります。本校では、そうした経験を通して得た学びを、参加生徒が学校全体へと還元する仕組みも整っており、まさに「学びを社会につなげる」教育実践が日々積み重ねられています。こうした教育環境が整っていることも、本校の大きな魅力の一つです。