9年生 NEW
9年 附属高校総合(校外学習)
本校の総合的な学習の時間では、7年から9年までの3年間を通して「エネルギー」をテーマに探究を深めています。7年では自ら課題を見つけ、8年では掘り下げ、9年では社会へ広げることを目指してきました。9年生は4月から「誰に」「どのように」伝えるかを考え、小学生や外国人、大人など多様な対象に向けて発信活動を進めてきました。カードゲームやボードゲームを作って子どもたちにエネルギーの大切さを伝えたり、英語を使って外国の方に日本のエネルギー事情を紹介したりと、工夫を凝らした取組が続いています。
このたび、その成果を発表する場として附属高校を訪れ、高校2年生との合同発表会を行いました。会場では、9年生がブースを設けてこれまでの探究を紹介し、高校生に体験してもらったり、質問や意見をもらったりしました。一方で高校生からも、自分たちが取り組む研究の内容を発表してもらい、社会問題を多角的に考える姿勢に大いに刺激を受けました。互いの学びを認め合い、高め合う時間となりました。
また、附属高校で学ぶ懐かしい先輩たちとの再会もあり、生徒たちは学びが連続していることを実感しました。附属小中高校の連携によって生まれるこのような交流は、附属でしか実現できない貴重な機会です。9年生は今回得た学びや気づきをもとに、自らの探究をさらに深め、社会とつながる力を育んでいきます。
