学校より NEW
国際理解教育 タイ交流 最終日
最終日の朝、タイの生徒たちはホテルを出発する前にホストファミリーと再会しました。短い間ながら家族のように過ごした日々を思い出し、別れを惜しむ姿があちこちで見られました。手を取り合って別れを惜しむその表情には、言葉を超えた絆が確かに刻まれていました。見送りに来てくださったホストファミリーの温かなまなざしが、この一週間の交流の深さを物語っていました。
出発後は、京都の代表的な名所をめぐりました。まず金閣寺を訪れ、輝く金色の舎利殿を背景にたくさんの写真を撮りました。続いて二条城では、日本の歴史や建築の美しさに興味深そうに見入る姿がありました。伏見稲荷では千本鳥居を歩きながら、日本らしい風景を最後まで楽しんでいました。
長い一週間を終え、バスの中では疲れた表情を見せる生徒もいましたが、その顔には充実感がにじんでいました。関西空港では、別れを惜しみながらも「また来たい」「日本の友だちにありがとうを伝えたい」と口にする声が聞こえました。全員が無事に帰路につき、今年の交流は幕を閉じました。
ホストファミリーや地域の方々の支えがあってこそ、このような実りある交流が実現しました。子どもたちの心に刻まれた経験は、きっとこれからの学びと人生を豊かにしてくれることでしょう。
