9年生 NEW
9年 卒業遠足
9年生は遠足で宇治市の施設を訪れました。卒業を前に、仲間とともに過ごす思い出をつくることを目的とした行事です。学校生活もいよいよ終わりに近づく中で、クラスメートと一緒に過ごす時間の大切さを改めて感じる一日となりました。
当日は、班ごとに協力して野外調理に取り組みました。まずは火起こしから始まり、薪や炭の状態を見ながら火加減を調整します。火が安定してからは、米を炊く準備を進め、同時に焼きそばの材料を切ったり、鉄板の準備をしたりと、それぞれが役割を分担しながら調理を進めました。普段の生活ではあまり経験することのない作業も多く、最初は戸惑いながらも、班の仲間と相談しながら一つ一つ進めていく姿が見られました。
炊き上がったご飯や、鉄板で香ばしく焼き上げた焼きそば、そしてバーベキューの食事を囲むと、自然と会話も弾みます。出来上がった料理を互いに見せ合ったり、「火加減が難しかった」「意外とうまく炊けた」などと感想を話したりしながら、和やかな時間が流れていました。青空の下で仲間と食事を楽しむ様子からは、卒業前のひとときを心から楽しんでいる様子がうかがえました。
また、この遠足は東日本大震災が起こった時期に行われました。災害が起こると、電気やガス、水道など、普段当たり前に使っているものが使えなくなることもあります。そうした状況の中で、自分たちの手で火をおこし、食事を準備する経験は、生活を支える力について考える機会にもなります。実際に火を扱い、調理を行う体験は、日常の便利さや食事のありがたさを改めて感じるきっかけにもなったようです。
班で役割を分担し、互いに声を掛け合いながら作業を進める姿からは、これまで学校生活の中で培ってきた協力する力が感じられました。うまくいかない場面でも、仲間同士で工夫をしながら乗り越えていく様子は、9年間の学校生活の積み重ねを思わせるものでした。
卒業まで残された時間は多くはありませんが、この日の遠足は、仲間と過ごす時間の大切さを改めて感じる機会となりました。自然の中で協力しながら活動した経験は、9年生にとって心に残る思い出の一つになったことと思います。
