学級審議(9年)






学友会(生徒会)による「学級審議」が行われました。これは、学友会に所属する各委員会が、自分たちの活動方針と予算について学級の仲間に説明し、意見や質問を受けた上で承認を得るという重要な場です。すべての生徒が学校生活をよりよいものにしようと主体的に参加する、本校ならではの取り組みです。
7~9年生のABC組では、各学級の代表委員が委員会で話し合った内容を自分の言葉で丁寧に説明し、学級の仲間から承認を得ていました。5・6年生およびD組では、9年生が中心の執行委員会や公選役員が各教室を回り、自分たちで作成した資料をわかりやすく説明しました。すべての仲間に伝わるよう工夫された話し方や、丁寧な受け答えからは、「最高学年」としての責任感と誇りがにじみ出ていました。
このように、本校では年齢や学年の枠を超えて互いに学び合い、高め合う風土が根づいています。一人ひとりの意見が尊重され、対話を通じて学校をつくっていく姿は、まさに本校の教育の大きな特長です。自ら考え、説明し、仲間と協力しながら実行していく経験は、子どもたちの大きな成長につながります。学友会活動を通じて育まれる主体性と協働性は、社会に出てからも必ず役立つ力です。