6-3制の小学校・中学校から,4-3-2区分の9年制義務教育学校へ

2024年度 新着情報アーカイブ - 学校より










 タイの生徒たちは、訪日3・4日目をホストファミリーと過ごし、元気に学校に戻ってきました。5日目は、中高等部の生徒と共に、日本の伝統文化を学ぶ特別な鑑賞行事が行われました。今年は、舞妓さんにお越しいただき、優雅な踊りを披露していただいた後、お座敷遊びを体験する機会をいただきました。タイの生徒も本校の生徒も一緒に挑戦し、笑顔あふれる楽しいひとときを過ごしました。伝統文化に触れ、互いに学び合うこの貴重な機会は、日常では味わえない深い学びにつながっています。
 CTLの授業と交流昼食では、タイの生徒が567年生の教室を訪れ、タイの伝統的な花飾り「プアンマーライ」の作り方を教えてくれました。昼食は普段の学校給食を一緒に食べていただきました。英語でのコミュニケーションを通じて、お互いに一生懸命伝え合う姿が見られ、異なる文化を言語の壁を越えて理解し合う大切さを実感できる学びの場となりました。これを機に、さらに英語学習への意欲を高めてくれることでしょう。
 午後には、今年タイを訪問する予定の8年生が企画したレクリエーション大会を開催し、タイと日本の生徒が一緒になって楽しみました。ほうきバランスや空き缶積み、Nintendo Switchなどのゲームを通じて対戦しながら、日本の遊びを体験してもらいました。日本の遊びが多かったため、日本チームが圧勝してしまったものの、双方の生徒が楽しみながら異文化交流を深める機会となりました。
 放課後には、有志による学校案内を兼ねた謎解きクイズラリーが行われ、校内を東西に巡りながら、日本語とタイ語を使って協力し合い、クイズに挑戦しました。どの問題も、日本とタイの生徒が力を合わせないと解けない工夫がされており、言葉や文化の違いを乗り越える経験ができたようです。最後には、チームで作った色紙をタイの生徒たちにプレゼントし、感謝と友情を形にしました。
 このような国際交流を通じて、子供たちは異文化理解の大切さやコミュニケーション能力を自然と身につけていきます。本校が提供する特別な学びの機会が、これからの成長に役立つことを確信しています。






















タイの交流校からの訪問団が本校に到着されました。歓迎式典・調印式では、タイ国歌の斉唱に始まり、代表教員・生徒のあいさつや訪問団の日本語での自己紹介などが行われました。本校代表生徒はこの式典のために5分以上もある歓迎のことばをすべてタイ語で話しました。タイ生徒には、本校有志によって製作されたプレゼントが送られました。
生徒主催歓迎会では多彩な出し物でタイの生徒と先生と歓迎しました。吹奏楽部による「となりのトトロ」の曲の演奏や、D組生徒によるタイの民謡と「ふるさと」の合唱、有志グループによる京都・学校の紹介、8年総合学習「日本文化」からは日本舞踊と和太鼓の発表があり、本校が日ごろから取り組んでいる学習の成果を存分に発揮しました。さらに特別企画として、本校代表生徒による米津玄師さんの曲の弾き語り、有志教員による「魔女の宅急便」の曲の演奏があり、有志グループによるダンスパフォーマンスでは、日本のアニメの曲やタイの有名な曲に合わせてダンスやサイリウムによるパフォーマンスを披露しました。
タイ生徒からの返礼パフォーマンスでは、タイの笛による本校校歌の演奏や民族舞踊が披露され、タイと日本のヒット曲でのダンスのパフォーマンスもありました。タイの生徒も日本の生徒も心躍る楽しい時間を過ごすことができました。
午後の8年生徒の交流では、8年生が4月から総合学習で学んできた日本の伝統文化を、英語を使ってタイ生徒に体験してもらいました。ソーラン節の発表の後、日本舞踊、茶道、華道、和太鼓、ソーラン節と、8年D組による日本の伝統的な遊びのブースを設置し、それぞれのブースでタイのみなさんに日本の伝統文化を体験していただきました。英語だけでは通じない部分はジェスチャーを踏まえながら相手の様子をうかがって、何とかコミュニケーションが取れました。たくさん準備をしてきたことがタイのみなさんに伝わってとても有意義な時間となりました。
タイの生徒は夕方から、本校7~9年生の家庭でのホームステイプログラムに入りました。3泊の交流の中で、観光旅行では味わえない日本の文化をたくさん経験することでしょう。








タイの交流校から、生徒と先生のみなさんが日本に到着されました。例年より早いフライトでしたので、入洛する前に大阪でお好み焼きを食べて、海遊館を見学しました。「おいしい」と日本語で言ってくれたり追加で豚玉をぺろりと食べたりと、大阪の味を気に入ってくれたようです。海遊館ではいろいろな水槽を見てまわり、楽しそうに見学していました。
夜は歓迎夕食会として中華料理を食べました。と言うのも、ホストファミリーと体験する日本の味付けや料理を楽しみにしてくれているからです。
時差もあるので早めにホテルに戻り休んでいただきました。金曜日は学校を訪れ、歓迎式典や歓迎会、8年生との日本文化の交流があります。放課後はホストファミリーとの対面式があり、本校の7〜9年の家族とのホームステイが始まります。








国際理解教育の一環として28年間にわたって交流しているタイ王国立アユタヤ地域総合大学附属学校の生徒と先生が来日されるため、様々な準備が進められています。これまでコロナの時期を除いて毎年、代表生徒20名が相手国を訪問し、交流を深めてきました。
歓迎会のための吹奏楽部や総合学習「日本文化」の和太鼓や日舞、ソーラン節の発表、日本文化を知ってもらうためのブース交流の準備、体験授業や交流ホームルームの企画などのほか、校内や教室の装飾も大詰めを迎えています。タイ交流のたまに集まった有志グループ「アユタヤ京都ベストパートナーズプロジェクト」は歓迎会でのパフォーマンスや学校紹介のプレゼンテーション、校内装飾、タイのことをよく知るための冊子の制作、国歌の練習、手作りのプレゼント作りなど、幅広く活動しています。
またタイの生徒が一番楽しみにしているホームステイでは、3泊4日の間、本校生徒の家に泊まり、観光や旅行では味わうことのできない貴重な経験をします。タイの生徒にとって海を隔てた日本に家族ができることは、何事にも変えがたい喜びとなるでしょう。異なる文化の間でインターネットや写真では体験できないこと、感じられないこと、実際に会って一緒にいるからこそ気付く視点や気持ちがあります。私たちの文化のこともよく学びつつ、世界にも目を向けられる経験となるでしょう。
タイの生徒と先生のみなさんは本日日本に到着され、明日の朝歓迎会が行われます。






 今日は中等部給食で、タイメニューが二度目の登場となりました。今回のメニューは「ガイトート」というタイ風のから揚げで、香ばしく揚げられた鶏肉にスパイスが絶妙に効いた、まさにタイ料理を代表する一品です。普段はなかなか味わえないような異国の料理を給食で体験できるのは、生徒たちにとって大変貴重な機会です。今後予定されているタイとの国際交流に向け、まずは給食という身近なところからタイ文化に触れることで、自然と興味が広がっていくのではないかと期待しています。
 また、私たちの学校の給食は、単に栄養を補うための食事ではなく、こうした異文化理解の場にもなっている点が大きな特徴です。献立の工夫や提供するメニューには、いろいろな工夫が込められており毎日の食事が楽しく、学びのあるものになっています。生徒たちにとって、食を通じて新しい文化を知ることができるこの機会を大切にし、今後の学習や交流にも役立てていきたいと思います。