6-3制の小学校・中学校から,4-3-2区分の9年制義務教育学校へ

2024年度 新着情報アーカイブ















本日、アユタヤ地域総合大学の敷地内にある付属学校を訪問し、温かい歓迎を受けました。歓迎会では、京都小中学校の校歌をギターの伴奏に合わせて合唱していただき、上手な日本語での歌声にに深く感銘を受けました。続いて、タイの民族舞踊や民族音楽の素晴らしい発表を披露していただきました。特に、私たちのために多くの時間をかけて練習してくださったことが伝わり、大変感謝しています。また、タイで人気のポップミュージックに合わせたダンスや、タイの民族楽器で演奏された日本の曲も楽しむことができました。
日本の生徒たちからは、総合学習で学んだ日本舞踊やソーラン節の披露に加え、タイ訪問に向けて準備してきたリコーダーの合奏、さらに日本とタイのポップミュージックに合わせたダンスを発表しました。これを通じて、日本の伝統文化だけでなく、中学生の日常的な学びや楽しみをタイの皆さんに紹介する貴重な機会となりました。
午後のアユタヤ研修では、チャンタラカセーム国立博物館を訪問し、ラーマ4世やラーマ6世に関連する建物やアユタヤ王朝時代の収蔵品を見学しました。生徒たちは、しおりに学んだことや感じたことを書き込んだり、タイの先生に質問したりする中で、多くの知識を深めることができました。
夕方にはホストファミリーとの対面式が行われ、いよいよホームステイプログラムがスタートしました。生徒たちは緊張した様子で、不安そうな表情も見られましたが、タイの中高生のきょうだいとともに新たな家庭へ向かいました。親元を離れてタイの家族と過ごす4泊5日は、生徒たちにとって何物にも代えがたい貴重な経験となるでしょう。このような貴重な機会を提供してくださったタイのホストファミリーの皆さま、そしてプログラムを調整してくださった先生方に、心より感謝申し上げます。










早朝にバンコクへ到着した訪問団は、温かく出迎えてくださったタイの先生方に導かれ、研修のスタートを切りました。バスでチャチューンサオ県に移動し、タイの文化や信仰について学ぶ機会を得ました。
最初に訪れたワット・ソートーンでは、仏像に金箔を貼ってお参りし、タイならではの伝統的な儀式を体験しました。特にユニークだったのはおみくじの引き方です。日本の方法とは異なり、筒を振って番号の書かれた棒を出すスタイルで、生徒たちは苦戦しつつも楽しみながら挑戦していました。
次に訪れたワット・サマーン・ラッタナーラームでは、タイ、中国、インドの宗教が融合した独特の雰囲気に驚かされました。ピンク色のガネーシャ像は圧巻で、現地の方々にも人気の場所だとタイの先生から教えていただきました。タイの先生から英語での説明を受ける中で、日本のお寺とは全く異なる造りや雰囲気に、初めての体験に驚きと感動を覚えました。
また、食事の面でも多くの新しい発見がありました。特にタイ料理は、生徒たちが事前に抱いていた不安をよそに、予想以上に口に合い、皆で楽しく味わうことができました。さらに、昨年タイを訪問した本校副校長が勧めてくださったマクドナルドのおかゆにも挑戦し、タイ文化の新たな一面を感じることができました。
タイの文化、宗教、食事を通じて多くの刺激を受けた1日でした。この貴重な経験が、生徒たちの探究活動や国際的な視野を広げるきっかけになることを確信しています。





本日タイ国訪問本校代表生徒がタイに出発しました。
午前中授業で下校した後、夜に京都駅に集合し、保護者に見守られながら出発式をして特急はるかで関西空港に向かいました。車内ではタイ語会話の本やタイのガイドブックを読んだり、補食を食べたりして過ごしていました。まもなく定刻で飛ぶ予定です。



ゲストティーチャー戸田和樹先生が「音あそび」の授業をしてくださいました。
戸田和樹先生は、本校の元副校長をされていました。
初めは「たけのこじゃんけん」。初めて出会う子どもたちの心をつかむじゃんけんから音(オン)を意識する学習へとつながります。
写真は、たけのこじゃんけんのはじめの動きです。大盛り上がりでした。

貴重な機会で「音」を学んだ子どもたちは冬休みに俳句に挑戦する予定です。



 本校は、タイ国アユタヤ地域総合大学付属学校との交流を今年で28年目を迎える伝統ある取り組みとして継続しており、国際理解教育の先駆的な役割を果たしています。その一環として、本校8年生の代表生徒20名が、12月18日から1週間の日程でタイを訪問する予定です。この活動は、単なる国際交流にとどまらず、生徒たちにとって異文化を深く学び、多様な視点を養う貴重な機会となっています。
 訪問の目的は、日本の文化や習慣をタイの方々に紹介するだけでなく、生徒たち自身がインターネットや書籍では得られないリアルな学びや体験を通じて成長することです。また、タイで得た学びを本校の生徒全体に広める役割を担い、交流をより深いものへと発展させる重要な使命も持っています。このように、ただ交流するだけではなく、学校全体に還元する仕組みを設けている点が、本校の特色の一つです。
 現在、タイ訪問に向けての準備が着々と進んでいます。日本文化を紹介するパフォーマンスや、英語を使って組みひもの作り方を教える活動の練習が活発に行われています。さらに、訪問を控えた生徒たちは、タイ文化や習慣への理解を深めるための事前学習会に参加しました。この学習会では、タイ語の便利なフレーズや、日本人が気をつけるべき習慣やマナーについて、講師の先生から詳しく教えていただきました。生徒たちは、講師の先生からのアドバイスを真剣に受け止め、自分たちの活動が成功するように準備を重ねています。
 このような取り組みは、本校が生徒一人ひとりに国際社会で活躍できる力を育むことを目指しています。タイ国訪問を通じて得られる経験は、生徒たちにとって一生の財産となるだけでなく、本校の国際交流プログラムの豊かさをさらに高めることでしょう。