6-3制の小学校・中学校から,4-3-2区分の9年制義務教育学校へ

新着情報 - 8年生


 7月12日(金)、学年集会を講堂で行い、8月の林間学舎に向けたオリエンテーションを実施しました。これまで比叡山、愛宕山、蓬莱山での登山訓練を重ねてきましたが、今回はその集大成として長野県の蓼科山に挑みます。蓼科山は美しい自然と壮大な景色が広がり、これまでの登山訓練とは一味違う素晴らしい経験となるでしょう。自然の厳しさや美しさを感じながら、友人と共に学び、成長する機会です。
 そのためには、しっかりとした準備が欠かせません。まず、必要なものを自分で用意することが重要です。装備や持ち物を確認し、不足がないように準備を整えましょう。また、旅の予定を把握し、スケジュールに合わせて心身のコンディションを整えることも大切です。体力をつけるためのトレーニングや、必要な休養をしっかり取るよう心がけてください。
 さらに、78期生と引率教員を合わせて100名を超える大規模な団体での宿泊となります。個々の準備だけでなく、集団行動の自覚を持ち、みんなで協力し合うことが求められます。各自が役割を果たし、助け合いながら、楽しく充実した時間を過ごしましょう。集団での行動がスムーズにいくよう、事前にルールやマナーを確認し、全員が守るように努めてください。











8月末に実施予定の林間学舎のための下見を行いました。
林間学舎では3泊4日で長野県を訪れ、標高2,531mの蓼科山登頂を目指します。京都では体験できない景色や登山の醍醐味を体験をします。
また林間学舎では蓼科山登山の前日に、最後の予行訓練として茶臼山(2,384m)と縞枯山(2,403m)にも登ります。
今回の下見では行程の一部において、雨天により眺望は望めなかったものの、全行程における登山道の確認や情報収集、難所を踏まえての安全なコースの検討、業者との打ち合わせなどを行うかとができました。
7年生からの三つの登山訓練の成果を生かして安全に蓼科山の登頂を目指します。また集団での宿泊を行うにあたり、さまざまな準備や係別活動をすすめていきます。
なお林間学舎の詳細については、28日(金)の保護者会で説明します。











 今年度3回目の総合学習が行われ、各講座で日本文化を学びました。今年度は和太鼓、ソーラン節、茶道、華道、日本舞踊の5つの分野に分かれ、それぞれの専門講師から丁寧に指導を受けました。普段の生活では触れる機会が少ない日本文化ですが、プロの講師による指導で、より深く理解し、実践することができました。
 特に、和太鼓やソーラン節では、体全体を使ったダイナミックな動きやリズムの取り方を学びました。茶道や華道では、静かな中にも深い精神性を感じながら、細やかな所作の大切さを体験しています。日本舞踊では、美しい所作や伝統的な衣装の美しさに触れ、その奥深さを実感しています。
 また、10月にはタイから20名の中学生が本校を訪れます。この交流プログラムは、8年生が主体となり進められ、日本の伝統文化をタイの生徒たちに英語で教える予定です。これにより、互いの文化への理解を深め、国際的な視野を広げる機会となります。歓迎会では、これまでの学習の成果を発表し、タイの生徒たちに日本文化の魅力を伝える予定です。
 次回の総合学習は9月に予定されており、タイの生徒たちとの交流に向けて更なる準備を進めます。これを通じて、私たちは日本文化の再認識と国際理解の重要性を学び、一層の成長を目指していきます。





6月17日(月)8年生総合学習(エネルギー)の一環として、特別授業が行われました。
78期生(8年生)では7年生からエネルギーについてたくさん学びを深めてきました。昨年度は自分たちの日常やエネルギーなどに目を向け、今の日本の現状や未来に予想される姿、世界にも目に向けエネルギーの問題にも焦点を当て、それぞれが自分の興味関心と合わせながら取り組んできました。その内容は7年生での集大成としてプレゼンテーションで発表を行い、また4月にはミスアメリカでエネルギー工学を研究しているスタンケさんとも交流をしました。
今回の特別授業では、自分たちが調べたことや考えたことを、「どのように発信するか」という点に焦点を当てました。自分たちのアイデアや捉え方が深まっていても、しっかりと伝わるように発信しなければ意味がありません。そういったことから、今日はフリーアナウンサーの佐藤彩乃さんに来ていただきました。佐藤さんはNHK福島放送局のキャスター・リポーターなど、テレビやラジオで活躍されているアナウンサーです。また防災士、防災備蓄収納2級プランナー、日本酒アドバイザーなどの資格を持っておられる多彩で経験が豊富な方です。特別授業のテーマは「マスコミの現場から学ぶ情報発信のあり方」で、いかに発信することが大切かを教えていただきました。今年も総合学習(エネルギー)では、昨年に学んだことや深めたことをさらに発展させ、学びを深めていきます。自分たちが吸収し、深めたことをよりよく発信できるよう力をつけていきます。











 8年生の総合学習(国際)の一環として行われている日本文化講座の第2回が実施されました。10月に予定されているタイ王国の生徒との交流に向けて、引き続き日本の伝統文化を深く学び、タイの生徒たちにしっかりと伝えられるよう準備を進めています。今回も茶道、華道、民舞(ソーラン節)、和太鼓、日本舞踊の5つの講座が行われ、各分野の専門家の指導のもと、実技を交えた授業が展開されました。
 日本の若い生徒が伝統文化を学ぶ意義は非常に大きいです。まず、自国の歴史や文化に対する理解を深めることができるだけでなく、現代社会においても重要な価値観や美意識を養うことができます。茶道や華道のような芸道を通じて、精神の落ち着きや礼儀作法の重要性を学び、和太鼓や民舞のような集団芸能を通じて、協調性やチームワークの大切さを体感します。これらの学びは、生徒たちの人格形成においても重要な役割を果たします。
 一方、タイの生徒との交流には、異文化理解と国際的な視野を広げるという意義があります。異なる文化背景を持つ人々と直接交流することで、多様な価値観や生活習慣を理解し尊重する姿勢を育むことができます。また、英語を使ってコミュニケーションを取ることで、実践的な語学力の向上にもつながります。このような交流を通じて、国際社会においても活躍できるグローバルな人材としての基礎を築くことができます。
 今回の日本文化講座を通じて、8年生はタイとの交流のホスト学年としての責任を再確認しながら、さらに熱心に取り組んでいる姿が見られました。この経験を通じて、日本の文化を再認識するとともに、国際的な視野を広げる貴重な機会となることでしょう。皆さんも、どうぞ今後の成長にご期待ください。